【自由研究】Geminiで作成!書籍をAI化して「優秀な部下」にするための5ステップ完全ガイド

こんにちは!
九保すこひです(フリーランスのITコンサルタント、エンジニア)

さてさて、もはやAIが各業界で「業務に使える!」となってきている今日この頃ですが、となるとプログラミングだけに限らず、

1つのスキルだけでは価値を高めにくくなっている💦

とお考えじゃないでしょうか。

なぜなら、「AIを使えば、少なくとも50〜70点ぐらい普通に取れる」、つまり知識やスキル自体の価値が減ってきているという側面があるからですね。

もちろん私もまだまだ現役ですので、時代の流れに乗らないといけません。そこで考えた結論が、

スキルを縦だけじゃなく、横に展開して総合力で価値を高める

です。

たとえば、国語だけじゃなく数学や社会、理科、英語も含めて「5教科で戦う」作戦です。

でも、人間には得意・不得意があるので全部カバーするのは難しいです。
そこで思いついたのが、今回のテーマ、

書籍をAI化して部下にする😊

というやり方です。

画像でいうとこんな感じですね。

もちろん、基礎的な知識は勉強すべきだと思いますが、AIは能力を拡張してくれるので、総合力をアップしやすいのでは?と考えたんですね。

ということで、今回は以下のような人に向けて記事を書いています。

  • 「コード書くだけは限界なので、AIで専門知識を拡大したい
  • 「不要な人材になりたくないので、今のうちにAIで武装したい
  • 「5年後の居場所が不安なので、未経験分野を即戦力化したい
  • 「AIに食われるのが怖いので、使う側に回って生き残りたい
  • 「知識がゴミになる前に、AIで自分の賞味期限を延ばしたい
  • 「自分不在でも回る組織にしたいので、分身AIを君臨させたい
  • 「AIの下僕になりたくない。主導権を握るトレーニングをしたい

Toshi Seitoさんのポッドキャスト
に出演させていただきました。
初の声出しです!ぜひ聴いてくださいね。」

↓↓↓

ひとりビジネスのためのWeb戦略研究室(第20回)を聴く
 

書籍をAI化する【5ステップ】

今回はGeminiをつかったやり方ですが、他の生成AIでもいけると思います。

  1. 本をカッターで裁断する
  2. Google Driveで1枚ずつスキャン→PDF化
  3. Geminiに投げてテキスト抽出(OCR)
  4. テキストファイルを「知識」としてGemに登録
  5. 回答してもらう

※ちなみに、YouTube動画では「Amazon Kindleで本を購入して、xdotoolとかで自動的にすべてのページをスキャンする」という方法も紹介されているようですが、それをやるとアカウントを削除されるケースもあると聞き、自前でスキャンすることにしました。

※なお、もちろんですが個人利用に限定して実施してください。一部分でも本の文章をそのまま公開したら著作権の侵害になります。絶対にしないでください!(自己責任でお願いします)

【Step 1】本をカッターで裁断する

作者の方には申し訳ない気持ちもありますが、AI時代に乗り遅れないために感謝の気持をこめながらカッターで裁断していきます。

手を切らないように気をつけて・・・

完了するとこんな感じです。

【Step 2】Google Driveで1枚ずつスキャン→PDF化

黒い板を背景にして、裁断したページを一枚ずつスマホでスキャンしていきます(これが一番スキャンしやすかったです)

Google Driveを起動すると右下にカメラボタンがあるので、これをタップ。

するとカメラが起動するので、スキャンをしてください。
なお、撮影するときはブレが出ないように机の上にスマホを置いて動かないようにするといいでしょう。

自動で青い枠が出て一部分を切り取ってくれます。

もしスキャンしたときに勝手に回転してしまったら、「対象の番号をタップ → Crop & Rotate」(おそらく日本語設定ならラベルが違うはずです)で調整できます。

撮り直したい場合は同じ画面の以下部分をタップすればOKです!

スキャンが完了したら「Next」をタップします。

※ちなみに、後でAIを使ったOCR処理が途中で止まったりするので、多くても20〜30枚ぐらいで一度アップロードしたほうがいいです。

あとは、アップロードボタンを押せばクラウド上のGoogle Driveへ転送完了!

【Step 3】Geminiに投げてテキスト抽出(OCR)

では、アップロードしたPDFGoogle Driveからダウンロードし、Geminiにひとつずつテキスト抽出(OCR)してもらいます。

使用するプロンプトはこちら。

【目的】添付PDFからテキストを漏れなくOCRで抽出する

【条件】
・テキストは要約せず完全にすべて出力
・テキストが長くなる場合は分割してもいいから絶対「中略」はつかわない
・コピペしやすいようにコードブロックで出力してほしい。
・ページ数は絶対に出力しないこと

【絶対条件】
もし省略したら、その旨を回答してください。

【補足情報】
・本は縦書き(or 横書き)です。
・もし読み取りができない場合は、コントラストを調整してからOCRしてください。

すると、以下のようにテキスト化してくれるので、これをコピペしてテキストファイルをつくります。

あとは繰り返せば「AIの知識」として使えるテキストファイルの完成です!

【Step 4】テキストファイルを「知識」としてGemに登録

Gem」というのは、あなた専用にカスタマイズされたAIアシスタントです。

つまり、自分好みの設定をしたGeminiが使えるようになるわけですね。
そして、ここに作成したテキストファイルをアップロードして「知識」として使うわけです。

では、実際のやりかたです。
Geminiにログインし、画面左にあるメニューからGemを選びます。

するとGemのトップページが表示されるので、「+ Gemを作成」をクリックします。

登録フォームが開くので、

  • 名前:書籍のタイトルなどお好きな名前
  • 説明:好きな説明文(省略可)
  • カスタム指示:特に何もない場合は「添付されたknowledgeを優先的に使って回答すること。」で大丈夫です。
  • 知識:ここに先ほどテキスト化したファイルをアップロードします。

これで保存をしてください。

これでGemの登録は完了です!

【Step 5】回答してもらう

あとは専用チャットページができるので、そこで質問するだけです。
あなたの好きな本が先生になって回答してくれますよ!

ちなみに、今回のブログ記事は「とある有名キャッチコピー本」をAI化してつくったものです。他にも候補は以下のようなものがありました!

※多少修正してます。

  • 【自由研究】本を裁断してGeminiに学習させたら、自分専用の「天才コンサルチーム」が誕生した話
  • 知識の賞味期限を切らさない!読んだ本を「24時間働く優秀な部下」に変えるAI活用術
  • 1つのスキルはもう終わり。本をAI化して「5教科で戦える」総合力を手に入れる技術
  • コードを書くだけのエンジニアを卒業。AIで専門外の知識を即戦力化する5ステップ

いかがでしょうか?

ブログタイトルとしては少し長いですが、ちょっと手をいれればいいものができそうですよね👍

コラム (1)AI化する本には向き・不向きがあった

今回のテクニックで、10冊以上の本をAI化して試した結果として「方程式」や「テンプレート」を用意しているものが向いていると感じました。

AIがそのルールで作業してくれるからですね。

また、作成した回答では、方程式の解説(理論)も表示してくれるので、効率的に学習ができると実感しています。

逆に理論だけのものは「言いたいことはわかるけど、今回には当てはまらないわ…」というパターンもちらほら、って感じでした。

なので、今後は「●●の法則」みたいなのを重点的に試してみたいと思います👍

コラム(2)1+1を100に変える!知識を倍増する

今回は「本をAI化する」というテーマがメインですが、実は前から2つ以上の知識(書籍)をGemにセットして掛け合わせでもっといいものができないかな?と考えていました。

たとえば、人気のある漫才コンビって1+1なのに、答えは「10」にも「100」にもなるじゃないですか。あんなイメージですね。

そこで「こんなの面白そうじゃない?」っていうのを考えてみました。

  • マーケティング × 進化論:人間の根源的な欲求を刺激する販売手法
  • SNS運用 × 文章の書き方:読みやすいのに、心にささるポスト作成
  • 歴史的な人物の物語 × ビジネス:困難をどう乗り越えるかのヒント
  • アイデアの発想法 × Web診断:サイトの次の施策を考えるコンサルタント
  • 推し活の心理 × ファンマーケティング:消費者を自動的に宣伝者にする仕組みづくり
  • マジックの「視線誘導」 × 営業資料:見る人の目線をコントロールするテクニック
  • ファッション理論 × 資料デザイン:おしゃれだけど見やすい資料の作成

などなど。

おそらく掛け合わせが合えば、よりよいものができる気がしています👍

企業様へのご提案

今回のようなテクニックは、一度「知識」としてファイルをつくっておけば、社員さんたちに配布することで、スキルの拡張ができるかと思います。

社員さんが多いほど、掛け算で成果につながるかもしれません。

もし今回の件に限らず「こんなことできない?」みたいなご相談がありましたら、ぜひお問い合わせからご連絡ください。

お待ちしております😊

おわりに

ということで、今回は書籍をAI化するというテーマで記事を書いてみました。

まだクライアントさん向けに(自然言語を使った)エージェント・コーディングは怖いですが、Claudeのスキルアップの速さをみると、今後、新規のプログラムを手で書く人はいなくなるような気もします。

しかも、これはごくごく近い将来起こりそうですよね(スピードの早い時代なので、なんなら数カ月後には主流になってるかも🤔)

そんな未来を見据えて、個人サービスではエージェント・コーディングをガンガン使ってますが(すごい部分はありながらも)、

  • 同じ機能を別のプログラムで実装しようとする(車輪の再発明)
  • セキュリティ的にそれやっちゃダメでしょ、ってことをする
  • そんなことすると、保守が大変になるだろ・・・

みたいなこともあります。

しかし、先日発表された「Claude Mythos」は、

  1. とにかくセキュリティに関して有能すぎる
  2. 攻撃用に使われるかも
  3. だから、一部の企業だけに公開します

というぐらい優秀らしいので、逆に「エージェント・コーディングしないやつは不要」って企業側が言い出す可能性もありますね。

車の自動運転も「事故率は、人間の9分の1しかない」って話もありますし、そうなると「人間が運転するなら保険は高くなる」とか、どんどん人間が主役から脇役になっていくような気もしています。

あとは核融合発電が実現できたら、無限のエネルギーとAIの労働力・クリエイティビティで、ついに「働かなくていい時代」が来るかもしれません。

うーん・・・でも私は、それでもプログラムしてると思うんですけどね(笑)

ではでは〜!

「超緊張するタイプなので、
お酒飲んで出演するか悩みました。
(思いとどまりましたが…😂)」

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