九保すこひ@フリーランスエンジニア|累計300万PVのブログ運営中
さてさて、この間リリースされた「なんでも AI が答えてくれるサービス」の「ChatGPT」ですが、たった6日で100万人の登録ユーザーをゲットしたそうですね。
IT業界にいる私としても「変革の波」を逃したくないので試してみましたが、ネット上で言われているように「マジか…すげぇ😯」の一言でした。
また、GhatGPT
だけでなく、我々プログラマにはCopilot
という「AIがコードを提案&自動補完してくれる」サービスもすでに存在していて、その便利さも認知されています。
ということは、やはりこの流れは止まることはない、つまり「AI を活用しなければ勝てない」時代に入ってきそうな雰囲気です。
そこで❗
今回はいつもと違って、
AI 時代に必要なスキル・能力
を考察して7つにまとめてみることにしました。
ぜひ何かの参考になりましたら嬉しいです。😄✨
※ それほど未来予測に慣れてるわけではないので、間違った見解があっても優しく見守ってください。(👉要約:炎上したくない)m(_ _)m
「AI で労働が不要になっても
プログラムは
趣味で続けます👍」
目次
選択するスキル
私の場合だとCopilot
を活用してコードを書いているわけですが、いつも思うのが「AI があっても、知識がないとうまくいかない」というものです。
つまり、AI が提案するものの中には「コードとしては間違ってないけど、それじゃない…」というものが多く含まれているため、「いけるっしょ❗」で素直に採用するのはあまりに危険だと感じているからです。
つまり、「選択するスキル」が必要ということですね。
そして、選択するスキルはきちんとした知識が必要なので、やはり勉強は必要だと考えています。(とはいえ、勉強の方法は変わってくるのかな🤔)
【追記:2022.12.26】こんな研究結果も出ているようですね。
📝 参考ページ: コードを自動生成するAIを使うプログラマーはAIを使用しないプログラマーよりも安全性の低いコードを生成しやすいという研究結果
いい結果を誘い出すスキル
(もちろんですが)ChatGPT
では、質問する文章が違うと回答の精度が違っていました。
つまり、AIを活用するなら「いかに AI が答えやすい質問ができるか」というスキルは重要になってくるんじゃないでしょうか。
これまででいうところの「ググるチカラ(うまく検索する能力)」と同じような位置づけですね。
また、Copilot
でいうと、「いかに次につながるコードを書いているか」というのが重要です。
例えば、メソッド名や変数名が「わかりやすい or わかりにくい」で結果が変わってきます。(そうなると、コードに漢字やひらがなは使えないので、やはり英語スキルもメリットは高い気がしますね)
ということで「誘い出すスキル(≒ AI に配慮できるスキル)」は重要ではないでしょうか。
より良いものへ改変するスキル
もし AI の答えやすい質問をして、そこから良い選択してもそれだけでは「素うどん」のようなものです。
つまり、そこに我々がかまぼこや油揚げ、肉などをトッピングしていく「改変するスキル」が必要になってくるというわけです。
というのも、現状ではChatGPT
では最新の情報をとれていない(ウェブアクセスできない仕様のようです)ので、「いや、それ古い書き方でしょ❗」というコードが返ってきたときに「改変するスキル」が必要になってきます。
そう考えると、やはり基本となる正しい知識が重要になってくるんじゃないでしょうか。
組み合わせるスキル
Copilot
を使ったときに感じるのが、「AI は小さなメソッドをつくるのはうまいけど、全体把握は苦手」ということです。
つまり、部品をつくるのは得意のようですが、それらを組み合わせるのはまだまだなようでした。(今後はここも突破してくるでしょうか🤔)
そこで「組み合わせるスキル」が重要になってきます。
また、その部品も先ほどの「改変するスキル」で「より使いまわしができる」ものにできると最強ですね。
新しい情報を取り入れる能力
「改変するスキル」でも書いたとおり、現在ChatGPT
では最新の情報やニュースを取得してはいません。
また、Copilot
でも、以前PHP
でarray()
が出てきたことがありました。
そのため、「新しい情報」を取り入れていかないとコードや文章がかけても「いや、それ古いだろ…😥」という作品になってしまうわけです。
例えば、このブログで今「マジ卍❗」なんてさすがに使えないですからね(笑)
ということで、常に時代の最先端にいる必要があると考えています。
課金できる能力
簡単に行ってしまうと「カネ」ですね。
今後Copilot
もそうだったように、ChatGPT
も今後は有料化されることが想像できるので、このサブスクに課金できる財力が必要になってきます。
究極を言うと、「課金ができない人」は他の人に勝ちにくくなってしまうという状態になるんじゃないでしょうか。
例えば、現在デザインでお仕事するならほぼAdobe
シリーズがないといけませんよね。
ちなみになぜここだけスキルではなく「能力」になっているかと言うと・・・・・・なんとか7つにしたくて、無理やりねじ込んだからです。(AI 時代でも人間味は大事にしたいですね😂)
人に好かれるスキル
これは、以前キングコングの西野さんが以下記事でおっしゃってして、「確かに❗」と感じたものです。
📝 参考記事: 今後クリエイターに求められるのは、「画力」じゃなく、「AIに指示を出す力」と「AIが大量に描いてきた絵を選ぶ力」になる!?
つまり、お客さんにとって「作り方」はどうでもいいので、それ以外の「愛嬌」が重要とのことです。
確かにプログラマにおいて「コミュニケーション能力も大事」とよく言われることですよね。
と考えると、時代の変化があろうがなかろうが、「人に好かれるスキル」は磨いておくべきということでしょうね。(笑顔の練習、またやろっかな🤔)
企業様へのご提案
このように我々の希望とは関係なく AI の重要性が高まってくることはほぼ間違いありません。
また、AI は「活用する人はより良いものをつくり」「そうでなければ取り残される」といった分かれ道にもなります。
ぜひ AI を活用した開発を行いたい場合はお問い合わせからご相談ください。
お待ちしております。😄✨
おわりに
ということで、今回はいつもとちょっと違った形でブログ記事を書いてみました。
正直なところ現状のクオリティで AI によってプログラマの仕事がなくなることはないでしょうが、確実に今までとは違った開発になると考えています。
そして、デザイナーさんも元になる絵を AI に書かせてからが作業スタートになるかもしれませんし、要件定義や利用するテクノロジーも自動でゲットできるならプロジェクト・マネジャーの仕事内容も変わるでしょう。
やはり科学の進歩はすごいですね❗(とはいえ、個人的には早く AI に頑張ってもらって、部屋の掃除を全自動でやってほしいものです😂)
ではでは〜❗
「クライアントさんから
お歳暮いただきました
ありがとうございました❗」